バルドの胸に深く刻まれていたのは、初恋の相手・ユキを救えなかった痛みと、決して消えることのない喪失の記憶だった。すべてを思い出したことで心を乱されたバルドの前に、死んだはずのユキと酷似した存在が現れ、物語は思いもよらぬ真相へと進んでいく。一方で、共に歩んできたスズネとの関係も新たな局面を迎える。激しい欲望や執着、嫉妬、すれ違いが交錯するなかで、バルドは自分が本当に守りたいものは何なのかを突きつけられていく。始まりの地へ向かった先で明かされる秘密、そしてそれぞれの想いがぶつかり合う中で、愛と過去に決着をつける時が訪れる…。






























